山城踏査日記Ⅳ

中世、近世を問わず全国のお城を訪ねています。神社仏閣、鉄道も好きです。

お城踏査

尼崎城 その4

尼崎城の続きです。 天守の絵図です。 かなり写実的に描いています。 古写真ともほぼ同じです。 窓の形も同様に復元されています。 一重目には大きな石落しが描かれています。 虎の門の絵図です。 桝形門です。 規模も書かれかなり正確に書かれています。 尼…

尼崎城 その3

尼崎城の続きです。 天守の中には荻原一青さんの絵が飾られています。 荻原さんは尼崎市の生まれで、全国の城の復元図を描いていました。 尼崎城です。 桜井松平氏4万石。 掛川城の天守です。 家紋は太田氏の桔梗紋です。 明智光秀ではありません。 実はこ…

尼崎城 その2

尼崎城の続きです。 天守の中に入ります。 中に入ります。 中はRC造りなので味気ないです。 最上階です。 一応内装は木目調になっています。 天守から見た公園。 向こうは川です。 土塀や石垣が作られていますが全くの模擬です。 公園としての整備です。 …

尼崎城@兵庫県尼崎市

尼崎城は兵庫県尼崎市にあった近世城郭です。 平成31年に建てられた天守です。 珍しく四重の天守です。 南方から。 四重の天守に2方に二重の付櫓があります。 尼崎城は古写真や絵図が残り、外観はほぼ元通りに建てられました。 しかし、天守のあった場所はこ…

岐阜城 その4

岐阜城の続きです。 天守の入り口です。 織田信長の木瓜、斎藤道三の二頭立浪の紋です。 天守は三重ですが、内部は4階です。 天守から長良川です。 上流域です。 同じく下流です。 織田信長もこの景色を見たでしょうね。 壮観です。 天守から見た台所です。…

岐阜城 その3

岐阜城の続きです。 山上の井戸です。 かなり険しい岩山ですが、井戸があります。 湧き水と言うよりは岩盤を刳り抜いて貯水していたようです。 見学ルートからは外れますので注意が必要です。 いよいよ天守は間近です。 台所と天守の間は谷地形でしたが、高…

岐阜城 その2

岐阜城の続きです。 堀切です。 岩盤を掘り切っています。 石垣です。 自然石を垂直に積んでいます。 二の門です。 復元したものです。 二の門を入ると下台所です。 比較的広い曲輪です。 土塀が復元されています。 岐阜城は山城ですが、観光地化されていて…

岐阜城

岐阜市の金華山にある岐阜城です。 岐阜公園の門です。 巨大な藥医門です。 山麓から見た岐阜城です。 天守が山頂に見えます。 右にはロープウェイが見えます。 天下第一の門です。 模擬門です。 一の門です。 手前は石垣の石です。 巨岩で石垣が築かれてい…

岡崎城 その3

岡崎城の続きです。 天守の中に入ります。 天守の中にある岡崎城の模型です。 本丸です。 もう50年近く前からある模型ですが、よく出来ていて飽きません。 西から見た本丸です。 坂谷門のきれいな丸馬出と天守です。 丸馬出は岡崎城のシンボルでした。 北か…

岡崎城 その2

岡崎城の続きです。 天守です。 日本の大きな松があり、天守の全景が見えません。 何とか伐採できないでしょうか。 天守台の石垣です。 野面積みですが、隅は算木積みを目指しています。 田中吉政が築いたと言われています。 東から見た天守です。 ここでも…

岡崎城@愛知県岡崎市

岡崎城は愛知県岡崎市にあった近世城郭です。 岡崎城の大手門です。 実際には大手門ではなく、岡崎公園の大手門という位置づけです。 城内から見た大手門です。 ここは二の丸の入り口で、七間門という門がありました。 位置も形も現在の門とは異なります。 …

大野城下町

大野城の城下の武家屋敷にある土塁です。 武家屋敷田村家の庭にあります。 説明です。 この土塁は田村家の庭園として利用されたために残りました。 田村家から見た庭園です。 土塁が借景となっています。 田村家の武家屋敷です。 屋敷の内部です。 武家屋敷…

大野城@福井県大野市

大野城は福井県大野市にあった近世城郭です。 小高い山の上に築かれています。 時期によっては竹田城のように雲海に浮かぶ城になります。 山麓にあった御殿の堀です。 石垣などは整備されたものです。 堀と言うよりは水路みたい感じです。

福井城 その6

福井城の続きです。 福井城西二の丸の堀です。 平成30年に復元整備されました。 堀の一部が復元されました。 堀底はイベントなどに利用できるように広場になっています。 絵図の赤の部分が復元されました。 石垣は足羽山の笏谷石で作られました。 いろいろな…

福井城 その4

福井城の続きです。 山里口御門です。 平成年に復元されました。 一の門です。 桝形門です。 枡形内の土塀です。 狭間が切られています。 門の説明です。 二の門の櫓門の門部分です。 櫓門の櫓部分です。 櫓門の柱です。 石垣を削って建てられています。 (続…

福井城 その3

福井城の続きです。 廊下橋と山里口門です。 廊下橋の入り口です。 内部です。 少し暗いです。 本丸側からの入り口です。 (続く)

福井城 その2

福井城の続きです。 福井城本丸の絵図です。 天守の他櫓や御殿が立ち並んでいました。 天守台です。 今は天守はなく石垣のみです。 松平文庫による天守の絵図です。 4重5階の特徴的な天守でした。 天守台の登り口です。 (続く)

福井城@福井県福井市

福井城は福井県福井市にあった近世城郭です。 本丸の石垣と堀です。 隅櫓跡です。 ここには三重櫓と多聞櫓がありました。 復元しようという話がありますが、なかなか進んでいません。 本丸の表門です。 堀の幅も広いです。 現在本丸内に福井県庁があります。…

国吉城 その3

国吉城の続きです。 ここで国吉城の歴史を少し。 若狭の守護大名の武田氏の重臣の粟屋勝久が戦国時代に築きました。 永禄6年(1563)から毎年のように朝倉氏の侵攻を受けます。 その様子は『国吉籠城記』に記されていますが、守り切り、難攻不落の城として有…

国吉城@福井県美浜町

国吉城は福井県美浜町佐柿にあった中世城郭です。 麓にある若狭国吉城歴史資料館です。 登城前にここで勉強しておくのがおすすめ。 資料館にある国吉城の模型です。 立体的なのでわかりやすい。 当時もこのようにはげ山だったのだろう。 実はここの資料館の…

田峰城 その4

田峰城の続きです。 御殿です。 平成年に復元されました。 発掘調査に基づいて復元したのではなく書院造りの建物として建てられました。 内部です。 床の間です。 広間です。 欄間は筬欄間風。 上段之間です。 なんと鍵上段になっています。 鍵上段は聚楽第…

田峰城 その3

田峰城の続きです。 復元された厩です。 立派な建物です。 説明です。 遠侍、草間、立場の三室から構成されています。 発掘調査に基づき復元されたわけではないので、一般的な構成を示したものです。 内部です。 写真が展示されていました。 石塔です。 城内…

田峰城 その2

田峰城の続きです。 道寿曲輪です。 家臣の道寿の屋敷がありました。 石碑です。 復元された物見櫓です。 木造で建てられています。 別アングルです。 中に入れます。 裏門です。 物見櫓から見た裏門です。 枡形虎口になっています。 (続く)

田峰城@愛知県北設楽郡設楽町

田峰城は愛知県北設楽郡設楽町田峰にあった中世城郭です。 山城です。 説明です。 田峰城は奥三河の国人、山家三方衆のひとり菅沼氏の城でした。 縄張り図です。 山を削り階段状に曲輪を作っています。 堀に架か橋です。 幅広い堀です。 右手に柵がみえます…

苗木城 その7

苗木城の続きです。 大櫓の石垣です。 大櫓は外観は二重櫓でしたが、内部は三階でした。 大櫓の石垣です。 隅石は算木を志向していますが、完全ではありません。 大櫓の内部は穴藏になっていました。 苗木城では天守に次ぐ櫓でした。 大櫓の石垣です。 石垣…

苗木城 その6

苗木城の続きです。 天守台です。 巨岩の上にあることがわかります。 懸け造りの様子がわかります。 巨岩の間を石垣で埋めています。 本丸から見た風吹門脇の大櫓。 石垣がすごい。 ここだけ異質の縄張りです。 (続く)

苗木城 その5

苗木城の続きです。 本丸御殿の石垣です。 御殿玄関の玉石敷です。 整然としています。 本丸玄関です。 天守台より一段低くありました。 玄関から千畳敷を通り天守台に至ります。 玄関からの絵図です。 懸け造りになっていました。 複雑な形態でした。 (続く)

苗木城 その4

苗木城の続きです。 倉庫跡です。 多聞櫓のような建物だったのでしょうか。 天守台を見上げます。 物干し台みたいなものは天守を基礎のみ復元しました。 懸け造りになっていた様子がわかります。 天守台です。 巨岩の上に建てられていた様子がわかります。 …

苗木城 その3

苗木城の続きです。 大門跡です。 ここからいよいよ城の中枢部です。 御殿跡です。 礎石が整然と並びます。 門跡です。 門の礎石です。 柱穴があります。 風吹門跡を眺めます。 菱櫓門跡です。 井戸跡です。 このような山中にも井戸がありました。 井戸です…

苗木城 その2

苗木城の続きです。 資料館から城跡に向かい登ります。 山道を登ると石垣が見えます。 石垣を曲がると絶景が。 城山の石垣が見えます。 絶景です。 木が切られているので石垣がよく見えます。 しかし、少し切り過ぎで土が流れないか心配です。 城の大手門と…