山城踏査日記Ⅳ

中世、近世を問わず全国のお城を訪ねています。神社仏閣、鉄道も好きです。

浜松城 その2

浜松城の続きです。

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浜松城天守です。

昭和33年に復元されたものです。

正確には模擬天守です。

鉄筋コンクリート造りです。

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石落しです。

大きな石落しが特徴的です。

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天守台です。

復興された天守天守台よりかなり小さく作られています。

浜松城天守徳川家康が関東に移封後に入った堀尾吉晴により建てられました。

史料はありませんが、おそらく三重の天守が建てられていたと思います。

江戸時代の絵図には天守が描かれておらず、江戸時代には天守はなかったと思われます。

昭和に天守を復元する際に費用の関係で二重の天守を建てたのですが、天守台が大きかったために余らせて建てられました。

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天守の入り口です。

付櫓があり、そこを通じて入っていたようです。

石垣は野面積みです。

自然石が荒々しいです。

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天守台から見た天守の入り口です。

三回曲がって天守に入るようになっています。

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天守台に比較して天守が小さい様子がわかります。