山城踏査日記Ⅳ

中世、近世を問わず全国のお城を訪ねています。神社仏閣、鉄道も好きです。

江戸城 その7

江戸城の続きです。

中雀門を入ると本丸です。

左手に進むと富士見櫓があります。

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本丸の富士見櫓です。

近くには行けますが中には入れません。

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江戸城天守は明暦の大火で焼失しました。

富士見櫓も明暦の大火で焼失しましたが、再建されました。

天守はその後再建されなかったので、この富士見櫓が実質的な天守でした。

富士見櫓は三重櫓で端正な形です。

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富士見櫓の防御設備の説明です。

富士見櫓は本丸の外に向いた面には破風がありますが、城内側には破風がなくすっきりしています。

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本丸内の石垣です。

劣化のため石垣に隙間が出来ています。

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本丸の松の大廊下跡です。

廊下の襖絵に松が描かれていたため松の廊下と呼ばれています。

元禄赤穂事件の舞台です。

本丸御殿は失われているので石碑のみです。

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説明板です。

ここで元禄14年(1701)に赤穂藩主の浅野内匠頭長矩が高家筆頭の吉良上野介義央に切りつけたことはあまりにも有名です。