山城踏査日記Ⅳ

中世、近世を問わず全国のお城を訪ねています。神社仏閣、鉄道も好きです。

江戸城 その8

江戸城の続きです。

まだまだ続きます。

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富士見多聞です。

本丸にあります。

 

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近くからしか写真が撮れないので全体が写せません。

富士見多聞は江戸城で現存する多聞の一つです。

江戸城の建物で内部を公開している唯一の建物です。

今までは非公開でしたが、一昨年から公開しています。

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 内部の様子です。

今は一つの部屋ですが、敷居や鴨居があるので、かつては複数の部屋に仕切られていました。

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説明です。

多聞とは長屋造りの防御施設です。

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立面図です。

高さは6.3mです。

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平面図です。

長さ31.5m、幅4.9mの規模でした。

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富士見多聞の位置です。

蓮池濠に面しています。

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内部です。

多聞の中は倉庫などに使われていました。

明治時代には一時、宮内庁書陵部の書庫として使われていました。

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富士見多聞は、御休息所前多聞とも呼ばれていました。