山城踏査日記Ⅳ

中世、近世を問わず全国のお城を訪ねています。神社仏閣、鉄道も好きです。

岸和田城 その3

岸和田城の続きです。

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岸和田城天守です。

というか模擬天守です。

三重天守と小天守の構成です。

昭和29年建設です。

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岸和田城の絵図です。

絵図の中央に五重の天守が描かれています。

実際には岸和田城天守は五重の大天守でしたが、復興の際に三重天守として作られました。

岸和田城天正13年に小出秀政が本格築城して五重の天守を作りました。

そのご江戸時代には松平氏、岡部氏が入ります。

岡部氏は13代続き幕末まで城主でした。

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天守天守台の大きさがあっていません。

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土塀の部分は後世積み増しされたようです。

石垣の積み方がおかしい。

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矢穴の残る石垣の石。

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深い矢穴。

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この辺りの石垣は酷い。

現代に積み直されたのでしょうか。 

(続く)