山城踏査日記Ⅳ

中世、近世を問わず全国のお城を訪ねています。神社仏閣、鉄道も好きです。

笠間城の移築櫓

笠間城の櫓が城下の真浄寺に移築されています。

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 櫓らしい形で移築されています。

二重櫓です。

明治13年に移築されました。

一階間口8.00m、奥行6.57m、 二階間口6.18mです。

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八幡台櫓と伝えられています。

二の丸にあった櫓です。

正面の窓は花頭窓です。

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斜め後ろからです。

後が出ているのは移築の際に付けられたものです。

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屋根は本瓦葺きです。

窓は一重、二重共に3つあります。

同じ数は二階のが狭いのに不自然です。

四方に同じだけあり、不自然さを感じます。

移築の際に付けられたかもしれません。

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内部の様子です。

寺院の七面堂として利用されています。

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二階への上り口です。

階段や床材は新しそうです。

茨城県指定文化財です。