山城踏査日記Ⅳ

中世、近世を問わず全国のお城を訪ねています。神社仏閣、鉄道も好きです。

郡上八幡城@岐阜県郡上市

郡上八幡城は岐阜県郡上市にあった近世城郭です。

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案内図です。

小高い山の上にあります。

 

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模擬天守と隅櫓です。

なかなかかっこいいです。

ベストangleです。

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 近年では竹田城備中松山城とともに天空の城としても知られています。

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永禄2年に遠藤氏により築城されました。

天正16年からは稲葉貞通が入りますが関ヶ原合戦後には再び遠藤氏が入ります。

その後井上氏、金森氏、青山氏と続き幕末を迎えました。

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城から眺めた城下町です。

(続く)

 

 

歴史講座 発掘された西三河の城2

歴史講座 発掘された西三河の城2

日時 2020年2月29日(土)13時~

場所 愛知県青年の家(岡崎市美合町並松1-2)

定員 192名

参加費 無料

内容

豊田市榊野町 能見城 蔭山誠一氏(愛知県埋蔵文化財センター)

安城市東端町 東端城 宮腰健司氏(愛知県埋蔵文化財センター)

豊田市三船町 御船城 武部真木氏(愛知県埋蔵文化財センター)

豊田市大平町 大平本城 池本正明氏(愛知県埋蔵文化財センター)

戦国時代のかわらけ 鈴木正貴氏(愛知県埋蔵文化財センター)

岡崎市康生町 岡崎城 山口遥介氏(岡崎市教育委員会

問合せ

愛知県埋蔵文化財センター

℡0567-67-4163

 

 

小牧山城@愛知県小牧市

小牧山城は愛知県小牧市小牧にあった中世城郭です。

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看板です。

史蹟小牧山です。

 

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 小牧山山麓に復元された横堀と土塁です。

かつてここには小牧市役所がありました。

見事な堀です。

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小牧市歴史館です。

天守のように見えますが、天守ではありません。

京都の西本願寺飛雲閣をモデルに建てられました。

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主郭付近の石垣です。

大きな石を使っています。

織田信長時代のものです。

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小牧山城の本丸付近の図です。

ところどころ石垣が残っていました。

 

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横堀です。

小牧山は全山が城郭化されて堀や土塁で守られています。

 

 

 

 

 

 

 

大垣城 その3

大垣城の続きです。

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本丸に移築されている門です。

内柳門です。

木造なのでもともとの門のように見えますが、本来はここには門はありませんでした。

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艮隅櫓です。

昭和年に鉄筋コンクリート造りで復元されました。

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北から見た艮隅櫓です。

壁に銃眼が4つ並んでいる様子は不気味です。

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本丸の鉄門です。

 

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鉄門の礎石です。

 

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本丸の図です。

残っているのは天守の周辺です。

鉄門付近は公園化によりかなり改変されています。

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巽櫓の跡です。

石垣ですがかなり壊されています。

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本丸の北側です。

道路はかつての堀跡です。

すぐ近くまで家が建ち城跡の景観を損ねています。

大垣市でかつての大垣城の景観を取り戻そうと「大垣城郭整備ドリーム構想」を作ったが、まったく進行していない。

本丸内部ならば発掘調査などで鉄門や巽櫓や七間多聞、鉄砲多聞などを復元することは可能なので進めてほしいですね。

周囲は道路になっているので堀の復元は難しいが、西側ならば10数mならば復元可能なのではないでしょうか。

堀が復元されればかなりの景観がよくなり、水の都大垣に相応しくなるでしょう。

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本丸の東の堀跡です。

すぐ近くまで家が建てられているので、堀の復元は建物の移設が必要になるのでかなりの困難が伴う。

(終わり)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大垣城 その2

大垣城の続きです。

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天守の入り口です。

付櫓から入ります。

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大垣城の絵図です。

本丸の回りの水堀が広いです。

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本丸の絵です。

内部で二重になり櫓が林立していました。

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二の丸の絵です。

御殿があり三重櫓が三基もありました。

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天守の最上階です。

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太鼓が吊るされています。

もともとあったものなのでしょうか。

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大垣城の外郭の門です。

枡形門です。

土塀が折塀になっています。

(続く)

 

 

 

 

 

 

 

 

大垣城@岐阜県大垣市

大垣城岐阜県大垣市にあった近世城郭です。

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天守と隅櫓です。

手前の広場は堀跡です。

かつては広い水堀でした。

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乾隅櫓です。

戦災で焼失したものを復元しました。

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模擬門です。

かつてはここには門はありませんでした。

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大垣城の本丸の現況図です。

堀が完全に埋められているので城の雰囲気は薄いです。

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大垣城の古写真です。

天守を中心に多くの櫓が立ち並んでいました。

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現在の地図にかつての城を落とし込んだ図です。

今は本丸の一部のみですが、かつては広大な範囲で何重もの堀に囲まれていました。

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天守です。

かつては国宝でしたが、昭和20年7月29日の空襲により焼失してしまいました。

終戦まであと半月のことでした。

昭和34年に鉄筋コンクリート造りで再建されました。

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古写真です。

かつての再建天守は窓などが異なっていましたが、2011年に改修されて旧状に戻しました。

(続く)