山城踏査日記Ⅳ

中世、近世を問わず全国のお城を訪ねています。神社仏閣、鉄道も好きです。

名古屋城本丸東南櫓

名古屋城本丸東南櫓です。

f:id:nejimakidori21:20190204131852j:plain

名古屋城天守が改修のため休館しているので隅櫓を順次公開しています。

本丸の東南隅にありました。

f:id:nejimakidori21:20190204132647j:plain

重要文化財です。

木造のため味があります。

f:id:nejimakidori21:20190204132656j:plain

屋根の棟瓦です。

よくみると菊の御紋が。

徳川氏の城なのになぜ。

実は明治以降の時代に名古屋城が一時離宮となっていました。

離宮時代に濃尾地震により被蓋を受け修理した際に菊の紋の瓦を使用しました。

f:id:nejimakidori21:20190204132745j:plain

最上階です。

櫓なのに天井があります。

これも離宮自体の修理によるものです。

f:id:nejimakidori21:20190204132753j:plain

釘隠しが使われています。

御殿には使われますが、櫓に使われることは珍しいです。

これ離時代の名残です。