山城踏査日記Ⅳ

中世、近世を問わず全国のお城を訪ねています。神社仏閣、鉄道も好きです。

小山城@静岡県榛原郡吉田町

小山城は静岡県榛原郡吉田町にあった中世城館です。

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天守のように見えますが、小山城は中世城館なので天守はありませんでした。

展望台として作られました。

塀の狭間の形がなんともです。

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城跡は公園となっています。

小山城は武田氏により築城されました。

武田流の特徴である丸馬出と三重の堀があります。

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三日月堀です。

復元された堀のようです。

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展望台からみた丸馬出(三日月堀)です。

形がよくわかります。

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小山城の模型です。

三日月堀と三重の堀がよくわかります。

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三重の堀です。

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三重堀の説明です。

赤い唇のヒルとはビックリです。

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堀の中の井戸は勘助井戸と呼ばれています。

山本勘助武田信玄の軍師で、川中島合戦で戦死しており、小山城が作られた時には既に戦死していました。

武田氏と言えば山本勘助という認識があったようです。